MotionBuilder のスケルトンを強制的にTポーズにさせるスクリプト
この記事は Akatsuki Games Advent Calendar 2023 の19日目の記事です。
昨日の記事はぐんそうさんの エンジニアチームの成長を目指した、輪読会の取り組み ~どんな形式で、どんな書籍を読んできたか?~ でした。 チームみんなで輪読会で、技術的な知識の向上だけでなく、チーム全体の共通の認識を作る行う取り組り、書籍の選定から輪読会、振り返りのサイクルをうまく回してる素敵なチームですね。
はじめに
MotionBuilder でキャラクタライズをする際に スケルトンを Tポーズにする必要があります。Character Controls を見ると Bone が正しく Tポーズになっていないと、警告が表示されます。
これを解決するには、 Bone を1つ1つTポーズになるように回転させる必要があります。数体であれば気合いの手動でやることもできますが、モーションキャプチャーで撮影したモーションデータをキャラクタライズする場合など、数十体行う必要がある場合手動では到底無理です。そのため、選択したスケルトンを 強制的に Tポーズにするスクリプトを作りました。
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ぼくのかんがえたさいきょうのバーチャル美少女配信システム
この記事は Akatsuki Games Advent Calendar 2022 の 20 日目の記事です。 昨日は @yuji_ap さんの「UI Toolkitでステージエディタを作ってみた」でした。 今までの IMGUI でのエディタ拡張は全て C# のコードで書いていたのに対して、UI Toolkit は構造の定義は UXML USS で、見た目を定義は USS というのはどことなく Web ページの構成と似ていますね。
はじめに
アカツキゲームスではオフィス出社に加え在宅のハイブリッドワークの形で仕事をしています。 Zoom 会議がしばしばあるのですが、アカツキゲームスの一部メンバーはバーチャル美少女の姿で参加していたりします。去年の Akatsuki Advent Calendar 2021 にもバーチャル美少女でZoom参加する記事があったりします。
バーチャル美少女のZoom 参加するためのシステムを自作しているのですが、その遍歴とその概要を紹介しようと思います。 ぼくがつくったさいきょうのば〜ちゃるびしょうじょのはいしんしすてむです。
続きを読む物理照明卓で Unity のクリスマスツリーをライティングしてみた
この記事は,Akatsuki Advent Calendar 2021 の21日目の記事です.
昨日は @sejimhp さんの「DCGAN(深層畳み込み敵対的生成ネットワーク)のコードを追ってみる」でした。
はじめに
クリスマスまであと数日。なので、クリスマスツリーのライトアップ をUnity でします。
Unity の Timeline でライトアップのアニメーションを作っても面白くないので、物理照明卓(照明用コントローラー)から Unity のクリスマスツリーのライトアップを制御しようと思います。
舞台やステージの照明では、照明卓から DMX512-A という制御信号で、一般照明や LED ライト、ムービングライトなどの制御しています。
この照明制御の信号読み取って Unity に送り、照明卓から Unity 内の照明も一緒に制御をしようという作戦です。
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